アルトコロニーの定理
第2回CDショップ大賞が発表されていた。
今回のノミネート作品での個人的なイチオシはやっぱり『アルトコロニーの定理』。相対性理論の『ハイファイ新書』も捨てがたいが、前作に比べて狙いすぎな印象を受けるので次点。気になるのはサカナクションの『シンシロ』。
準大賞の清竜人はいいと思う。ユニコーンの『シャンブル』は一回聴いただけだが、あの年であれだけ実験的なことができるのは純粋にすごいと思う。
大賞を受賞したTHE BAWDIESは全然知らなかった。どこかで聴いてみよう。
この賞のコンセプトには心から共感する。世の中には過小評価されている音楽が本当に多い。多すぎる。それから、この賞の良いところは、CDショップの店員なのでやたらとマイナーなアーティストを推してきそうなものなのに、それなりにメジャーなアーティストも含まれていて、本当にいい作品を売りたいんだなというのが感じれるところ。本屋大賞のように末長く続いて欲しい。