ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.[DVD]
昨日から死ぬほど見たかったエヴァ破を見た。劇場には都合2回観に行ったが、やはり何度見てもいいものはいい。序はもちろん素晴らしかったが、破は展開がアツい。
以下ネタバレ注意
改めてじっくり見ることができたので、いろいろと。時系列はバラバラです。
まず最初のマリの乗る仮設5号機と第3の使徒(旧版のサンダルフォンガギエルに相当?)の戦いは、劇場では暗くてよく分からなかったが、DVDでは解消されていて良かった。次に第7の使徒(旧版のマトリエルに相当?)はアスカ登場の為の完全なる噛ませ犬になっていて、やっぱり不憫だ。可愛いけど。
加持さんとシンジの駅での邂逅のシーンは劇場にあったっけ? よく憶えてないけど、なかった気がする。
アクアリウムでの、チルドレン3人のやりとりは興味深い。アスカの微妙な嫉妬とか。そしてレイとゲンドウの食事シーン、全然楽しそうじゃないwww それにしてもロンギヌスの槍は新版では何本あるんだろう。アダムが4体いたから4本あるのか? アダムもなんかそれぞれ違った気がする。Qに期待するしかないな。
第8の使徒(旧版サハクィエル)は、間違いなく前半のハイライト。街が変形して、初号機が全力疾走するシーンなんか、もう最高!
レイが弁当箱を洗って置いていたシーン。普通は捨てるはずのアルミホイルやなんかまで丁寧に洗ってあったのが意味深。それから、料理を勉強していくのがすごくよかった。
第9の使徒(旧版バルディエル)関連で、起動実験に向かうアスカへ、電話で「・・・ありがとう」。そのあとのアスカの笑顔がよかった。なんだかんだ仲良くやれそうじゃねーかっていう。その後、エントリープラグ噛み潰すところまでの鬱展開を際立たせていたと思う。吹き零れる綾波の鍋とかもいい味出してた。
クライマックスの第10の使徒(旧版ゼルエル)はビーストモードとか、「碇君がエヴァに乗らなくてもいいようにする」とかいろいろあるけど、一番ぐっと来たのは、
「行きなさいシンジ君、誰かのためじゃない、あなた自身の願いのために!」
っていうところ。旧劇場版を見ている人なら、この意味が分かると思う。