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日本のパンクロックの祖、遠藤ミチロウのトリビュート。WAGDUG FUTURISTIC UNITY、黒猫チェルシー、銀杏BOYZ、グループ魂、戸川純、フラワーカンパニーズ、AA=、BUCK-TICK、ＵＡ、MERRY、DIR EN GREY、YUKIの12組、錚々たる面々が参加している。まだじっくりと聴き込んでいない（ディルはかなり聴いたけどｗｗ）ので、個々の楽曲についてはあまり触れられないけれど、一聴して感じたのは、このアルバムの構成。WAGDUGからディルへ、まるで深遠に引き摺りこまれていくかのような感覚に陥る。ディルのワルシャワの幻想は、あたかも奈落の底からの嘆きのよう。そして、ラストのYUKIで闇から解き放たれ、天上へ昇るかのような。
なんというか、堕ちたいときには最良のアルバムだと思った。