ホールは地下にあって、ひたすら階段を降りねばならない・・・ 会場は天井高くて、小さめな武道館といった感じ。2柵目のすぐ前、Shinya前当たりで開演を待つ。半袖で入場待ちしていたおかげでしばらくは寒くて震えていたが、そのうちおさまった。
暗転したら前が一気に開いたので、詰める。お立ち台の前7、8列目ぐらいまでいけた。
と思ったらいきなり吹っ飛ばされた。なんか、女が片っ端から自分の前のスペースに入ってくる人を突き飛ばしてた。マジキチ。
でもすぐに人に押されて見えなくなった。ざまぁ。
結局位置はそんなに変わらず、8列目ぐらい。
以下ネタバレあり。
いつもどおり『狂骨の鳴り』かと思ったら、物哀しい弦楽器の音が鳴り響く。スクリーンには移り変わる空の映像。メンバーが登場してきて、一曲目はAMONのSymphonic ver.だった。なんと。
Twitterの公式アカウントで言っていた「特別」ってこういうことか!?と妙に納得した。このあと、本編は全曲Symphonicアレンジで、どの曲もイントロがめちゃめちゃかっこよかった。特にLOTUSと流転の塔が素晴らしかった。
滴る朦朧から一度目のINWARD SCREAM。それからベルゼバブ、マゾヒスト、蜜唾というカオス曲。ベルゼバブでは大量の蝿がスクリーンに映し出されていて、不覚にも笑いそうになってしまった。
蜜唾は京の鬼気迫る歌い回しが印象的だった。最後の「人間」の連呼が恐怖を誘う。背景に映し出される人間の文字が、だんだん崩壊していくのも印象に残っている。
演奏が終わっても「人間・・・ 人間・・・ 人間・・・」と客席を指さしながらステージを歩きまわる。そのまま二度目のINWARD SCREAMへ。改めて聞いていると、本当に地獄の底にいるような錯覚に陥る。
欲巣からDS、獣慾、烏と激しい曲が続いて、しっかり暴れて本編は終了。
アンコール一曲目、HYDRAでは今日は面をかぶって登場。面をつけているのを見たのは薔薇ツ以来。よく見たら、あれ想像以上に禍々しい感じの面だなww
その後、赤土、マゴッツ、冷血と続く。もうもみくちゃで頭振まくってて、このあたりはなにがなんだかよく覚えてないww
京が「今日はちょっとおもろいな」「最高の夜にしようか」と喋り、ひとしきり煽ってから残。なんか「ラスト」ととか言った気がしたけど多分気のせい。
残が終わり、再び京が「いけるかー!?」と客席をくまなく煽る。男煽りもあったけど、やっぱ女のほうが声でかいな(´・ω・`)
ラストは羅刹。頭もぎ取れるかと思った。

本編

AMON (Symphonic ver.)
LOTUS
OBSCURE

流転の塔
暁
激しさと、この胸のなかで絡み付いた灼熱の闇
滴る朦朧

INWARD SCREAM

THE BLOSSOMING BEELZEBUB
mazohyst of decadence
蜜と唾

INWARD SCREAM

「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
DIFFERENT SENSE
獣慾
DECAYED CROW

EN
HYDRA -666-
RED SOIL
AGITATED SCREAM OF MAGGOTS
冷血なりせば
残
羅刹国

終演後、最後まで京が残っていて、「大阪城で会おう」と笑顔で言って捌けていった。
その後、何度も終演を告げるアナウンスが流れても、スタッフが退場を求めても、再度のアンコールを求める声は鳴り止まなかった。

文句なしに最高のライブだった。