昆虫・自然

Jiménez-Sánchez, E. & Galián, J. (2013) Revision of Dacnochilus Leconte (=Acalophaena Sharp) (Coleoptera: Staphylinidae: Paederinae). Annals of Carnegie Museum 81(2):73-117. 新大陸のアリガタハネカクシのrevision。25種を認め、12新種を記載し…

ツクツクボウシがまだ生き残っている。

ある島へ調査へ行くことにして、朝から出かける。 平日のあまり早くない時間だったのに、船乗り場が予想以上に混雑していて驚いた。海水浴客が多い。子に時点で海岸での調査を断念した。 チケット売り場のところで、外国人の夫婦が困っていて、売り場のおっ…

土小屋でセミの幼虫探しのバイト。詳細はあえて伏せるが、そのうちアナウンスする機会があるかも知れないし、ないかもしれない。肝心のセミは一頭のみ発見。安達くん、エラい! 今川さんは「確率は2割以下」と言っており、なかなかに見つけづらいものだった…

4日に、ツイッターで松山在住のフォロワーさんから「セミが鳴いてます」という情報をいただいていたが、本日自分でも樽味でニイニイゼミが鳴いているのを確認した。 夏がくるなぁ・・・

今日も雨。部屋の中に引きこもっている分には雨は好きだけど、外出しないといけないとなると恨めしい。 朝、大学に着いてすぐに正面玄関前でヘビトンボを拾った。学内で見つかるのはかなり珍しいと思う。毎年恒例の昆虫展では、3年生が農学部内の昆虫を採集…

台風一過でスカッと晴れるかとおもいきや、薄曇りで時々晴れという、なんともすっきりしない天気。 夕方は恒例の命名規約ゼミ。あまり予習していなかったので反省。思ったよりも以前の議論の内容を忘れていて焦る。異名としての公表などに差し掛かる来週が、…

お昼から分類学会誌の発送作業。最初は先生と村上君と私だけだったので、どうなるかと思ったが、最終的にはそこそこの人数が集まったのでよかった。夕方頃、激しい雨が降りだしたので絶望した。天気予報ではくもりだと言っていたので、洗濯物を干してきたか…

今日の命名規約ゼミでやったことの忘備録を兼ねて。 最近、多くのジャーナルでは掲載が決定した論文をweb上でearly viewとして公開している。そのように公開された論文の発表日だが、特に分類においては、紙媒体として発行された時点である。 それは、現在有…

今日、明日と、毎年恒例の昆虫研採集会。ここ数年は石鎚の麓。 8時に農学部に集合し、8時半を少し過ぎた頃出発。私は甲斐くんの車に小池さんと乗り込んだ。 一度宿泊場所の石鎚ふれあいの里に寄り、岡野も乗せて高瀑へ。時折晴れ間が覗いたものの、あまり…

昆虫を解剖し、観察する際にはKOHやNaOHで処理し、余分な筋肉や脂肪を溶かすことが多い。しかし、その処理の過程で化学反応により発生した気泡があると検鏡の際に不都合だ。 その邪魔な気泡を除去する方法の紹介。 1.通常通りアルカリで処理したパーツを、…

深海5千メートルにたゆたう、意思を持った布のような新種の生物が発見される ↑の記事中で紹介されている動画はこれ 「クラゲか・・・?」となんとなく思ったが、どうやら本当にそうらしく、Deepstaria enigmaticaなんて、すばらしい名前を与えられているよう…

ニホンザリガニの分布が日高山脈で分断されていた−サイエンスポータル 北日本に分布する、日本唯一の在来ザリガニであるニホンザリガニを遺伝的に解析したところ、地域的に著しく分化しており、特に日高山脈の東西で大きく2つのグループに分けられ、それらは…

Han, T. et al. (2012) Pseudocryptic speciation of Chrysochroa fulgidissima (Coleoptera: Buprestidae) with two new species from Korea, China and Vietnam. Zoological Journal of the Linnean Society, 164(1), 71–98.(http://onlinelibrary.wiley.c…

東大、細菌「ボルバキア」が蛾の性決定システムを乗っ取ることを発見(http://news.mynavi.jp/news/2012/01/11/050/) 元論文:Takafumi N. Sugimoto & Yukio Ishikawa, 2012. A male-killing Wolbachia carries a feminizing factor and is associated with…

愛媛ちびごみ部(http://www4.atword.jp/sec/) 結構前から極々、極一部だけで話題になっていた愛媛県のチビゴミムシについてのブログ。採集記メインで読んでて楽しい。 中の人は小川くんと原くんと菅谷くんのチビゴミきちがい3人組。我らが研究室のホープ…

だらだらと、と言っては語弊があるかも知れないけれど、とにかく解剖していた。 そしたら、ちょっとおもしろそうなことに気がついた。分類とはあまり関係ない部分で。 3個体しか見てないからそれが自分の想像通りかどうか分からないし、これから文献も当たら…

朝から博物館でみんなで標本調査。私は皆が標本を探しだすお手伝い。松尾くんはかなり標本が見つかったようでご満悦だった。私も探していた産地の標本があることが分かったので、今度実家へ帰ってきたときに借りて帰ろうと決めた。 アブラムシ屋の安達くんに…

そういや昨日、DIABOLOSとVANITASをやってくれんかったなぁ・・・今更ながらちょっと残念に思いながら起床。 ジュエルペットを初めて見たけど、これは・・・アカンやろwwww 「パイパイないぽよ〜・・・」で腹筋ぶっ壊れるかと思った。 10時頃、お礼を言…

朝方、雨がぱらつく中、未だしぶとく生き残っているニイニイゼミがか細い、切れ切れの声で鳴いていた。よく今まで生き残ったものだと驚かされるが、もう長くないだろうと思うと、少し悲しい。

構内にニイニイゼミとツクツクボウシがまだ生き残っていて、時折鳴き声が聞こえる。

河川の右岸と左岸、一体どっちがどっちなのかよく知らなかったんだけれども、必要に迫られたのと、ここらあたりではっきりと覚えておこうと思って調べた。 気象庁:河川、洪水、地面現象に関する用語 >右岸、左岸:河川の上流から下流に向かって右側の岸を右…

National Geographic News 2011年度イグ・ノーベル賞を紹介 ノーベル賞に先駆けて発表されるイグ・ノーベル賞。今年もまた日本人が受賞したのは喜ばしい(?)が、生物学賞のタマムシが気になった。 著者名で検索すると、Wileyに論文が落ちていた。 Gwynne, …

昨日の調査で持ち帰った土をツルグレンにかけていたのだが、昆虫はゴミダマ×2とアリしか落ちてこなかった。その他の生物もとても少なかった・・・

県と市のRDB改訂に伴う調査の一環で、由利島の調査へ。無人島で、船をチャーターしないと行けない島なので、貴重な機会。 地元同好会などとの合同調査。研究室からは私、安達くん、小川くんが参加。朝6時前に大学正門に集合し、小川さんの車で高浜へ。 …

ReitterのFAUNA GERMANICA (Die Käfer des Deutschen Reiches)が全巻ネットで見られることを知らない後輩がいたので、紹介。 とは言っても、ググればすぐに出てくるのだけれどww Fauna Germanica(Band I/Band II/Band III/Band IV/Band V) うつくしいカラ…

朝から生き物教室で今治の玉川町へ。小学3年生を相手に、蒼社川の河川敷で昆虫と水生生物を観察・採集する。先日の台風の影響で川はひどく増水していた。 観察中に先生がちょっとスゴイものを採って、ドヤ顔で見せてくださった。 採集した生物のスケッチをす…

先生が「おもしろいものが届いた」と言って学生に見せてくれたカブトムシ。 頭部が胸部にはまり込んでいて、背面から見ると一見頭部がないように見える奇形個体。福島の原発周辺で見つかったものらしく、「放射能の影響か!?」ということで持ち込まれたそう…

【これがアフリカマイマイさんだ】 ・超でかい10cm級がざら ・すごい繁殖力。出没地帯の道路なら100mにつき1000体は軽い ・何でも食う。コンクリすら食べる ・一応食用にはなるけど素手で触ると脳が溶ける(マジ話) ・死因は寿命じゃなく歯がす…